2004年6月5～6日
東北のうたごえ交流会in秋田

参加者
5日　102名
6日　84名
参加団体数　17
個人参加　15名

2005年度は岩手県
2006年度は青森県（予定）

歌でもアピールでも何でもOK。
観客の皆さんがコイン一枚の金額でその内容を評価するもの。
ですから、１円から５００円までの６段階評価になります。（そりゃ、１０万円金貨もあるけど）
かなり、投げ銭が飛び交ってました。総収入 1756円。今日のお客さんは辛口採点だったようです。

1. 詩を何度も読む
2. 一番好きな部分にまず一節（ひとふし）から曲をつけてみる
3. それを中心に広げてゆく

そもそも、指揮者という言い方をすると、「指揮をする人」と「される人」に分断されてしまう。
しかし、忠やんは自分をコンダクターだと思っている。例えば、ツアコン。旗を掲げて参加者の先頭を歩いてゆく。つまり、歌う人、伴奏をする人と一緒に歩む人、と云う意味でやってゆきたい。
そもそも、うたごえって本来的には、そういう感じだったけど、最近はちょっと違うね、と。

練習成果をWindows Media Playerでどうぞ

1. 出だしの「もしもこの頭上に、落とされたものが」の「もしも」と「ものが」のリズムが　８－１６－付点８になっているが、言葉の持っている切実感をあらわすなら、逆に、１６－８－としたほうがいい。
   それを敢えて、このようなリズムにしている場合は、本来的な切迫感を訴えるように歌うといいですね。
2. ５小節目の「ミサイル」「爆音」などは、十六分音符で歌うのではなく、日本語の響きそのままで歌ってください。
3. それに続く四部休符も単なる休符ではなく、「♪ではなく」に続くための間符であるべきね。
4. 沖縄の合唱団がやっていた方法で、面白い歌い方がある。
   「ミサイル」「爆音」などを男声が、つづく「ではなく」の部分を女声がやさしく否定をしてください。

哀悼　top
今回の「東北のうたごえ交流会」の準備を進めていた矢先、東北のうたごえのリーダー格、宮城うたごえ協議会の会長カルビーさんこと、村上仁さん（４８歳、タクシー運転手）が５月２５日夜、タクシー強盗の被害に遭い、殺害されるという事件がおこりました。犯人、２１歳の男が、この交流会当日の６月４日に逮捕されました。
しかし、カルビーさんは戻ってきません。中心メンバーを失った宮城、いや東北全体のうたごえ関係者の失意は大きなものでした。
カルビーさんのご冥福をお祈りするとともに、彼のうたごえへの熱い想いと志を思い起こしつつ、力を合わせてさらに前進をしていっていただきたいと思います。