歌声喫茶「灯」の青春
社長さんは確かに柴田さんでしたが、ボクから見て、おじさんでしたね。とても学生上がりの青年実業家には見えませんでした。
営業部長もたしか柴田さん。やや若かったように記憶してます。
企画部長が伊藤レイ子さん。この下でバイトしてたんですが、企画部員は、ステキなお姉さまの内田美波さん「ナーちゃん」。やはりアルバイトで桑美の男性がいました。
受付にいつもベレー帽をかぶったステキな女性がいました。この方が水野さんなのかな?
ステージでは、リーダーとして、
小太りのおじさん(写真中央、多分越善さん、通称エッちゃんと思います)
スラットしたおにいさん(その右ので「帰ってきたヨッパライ」のあの独特な声のモノマネが逸品でした)
ちょっと小柄なお姉さんもいました。
演出家さんがいるんですよ。ステージでは、うたごえタイムとショータイム(ともしびフェスティバル)がありました。このショータイムの台本を作っている演出家さんがいて、どちらかというとお笑い系の方でした。同じようなことを繰り返して3回も言わせる台詞を作っているんですね。「エーちゃん、この3回目で、ドッと笑いが来るよ」とおっしゃってました。確かに受けるんですね、これが。どういう理屈でこのように計算できるか、30年以上も経った今でもナゾです。
伴奏は、アコーディオンだけの時と、ピアノ・ドラム・ベースのバンドのときがあります。
ボーイさんは高校生以上のアルバイトが主。時給100円。大入りのときは、100円入りの大入り袋が配られましたが、1年間のアルバイト期間中もらえたのは年末年始の数回。プロパーのボーイ長さんは、大柄のちょっと見ると強面。その下にちょっと小柄の次長さんがいて、「うたごえ」というより演歌系のお兄さんです。
調理場は2~3人のコックさん?がいました。でも喫茶なんで、コーヒーが主体。たまにアイスソーダーも出ました。コーヒーは3階で業務用でスープなどを作るときに使われる大きな「寸胴鍋」で一気に作ってました。そのなべをステージ横の螺旋階段を下りて2階(客席のある)の調理室へはこびます。話によると、螺旋階段でつまづいて、そのなべがひっくり返って、下のお客さんにコーヒーを浴びせてしまったことがあるとか。調理室では、小さなパンで暖めなおして、コーヒー茶碗に入れてました。(独り言:そんなコーヒーがおいしいはずないけど、お客さんはコーヒーを飲みに来るんじゃないもんね)
歌集は、「灯歌集」のほかに、ミュージック専科1.2.3(各200円)がありました。
当時「灯」で力を入れていたのが、デュークエイセスの「日本の歌」シリーズシリーズ。歌声タイムでもよく歌われてました。
上条恒彦さんもよく来てました。「うたごえのジョー来る!」の看板を作ったこともあります。音響調整室で上条さんと話をしたこともありましたが、何を話したのか全然覚えてません。
平成14年12月30日 | クロネコやまとのブックサービスで注文。年が明けた1月9日に配達されました。 |
平成15年1月19日 | 本ページを作成。作成意図としては、そもそも「うたごえ運動」ってなんだろう、とカンボジアのYoshikoさんに問われたのがきっかけです。 |
平成15年10月26日 | 「うたごえ運動」については、こちらに引っ越しました |