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がんばろう

【作詞者】森田ヤエ子
【作曲者】荒木 栄

1.がんばろう 突き上げる空に
  くろがねの男の こぶしがある
  もえあがる女の こぶしがある
  闘いはここから 闘いは今から

2.がんばろう 突き上げる空に
  輪をつなぐ仲間の こぶしがある
  おしよせる仲間の こぶしがある
  闘いはここから 闘いは今から

3.がんばろう 突き上げる空に
  国のうちそとの こぶしがある
  勝どきをよぶ こぶしは一つ
  闘いはここから 闘いは今から
オゥ


おなじみ「がんばろう」です。労働歌の定番ですね。
発表当初、聞き間違えられて「♪何だろう?月が出る空に」と唄った、60年安保、国会包囲のデモ隊がいたとか。

さて、三池闘争では、1960年春の、組合員の久保清さんが暴力団に殺されてから、闘争の最大局面を迎えます。労働者が会社と暴力団、裁判所、警察に立ち向かって突き出す「団結ガンバロー」のこぶしを捉え、同年6月に作られました。この辺の描写は「地底の唄」が翌年11月に作られてますが、その中でも「ガンバロウ」の旋律が当時の雰囲気のままに使われています。最近、20世紀をまとめた写真集が出版されてます。60年代編では、この三池闘争が詳しく説明されてますね。

エーちゃんは当時小学校5年生。TVでは「ザ・ヒットパレード」とか「スーパーマン」ばっかり見ており、この歴史的事実は高校・大学に入って知った訳。しかし、人づての話では理解が観念的になる嫌いがありました。しかし、昨今のビジュアルデータを満載したかかる写真本は、私たちを当時の現場へワープさせてくれますね。是非、「地底の唄」と、インターネットの関連HPをベースに三池闘争を見つめてください。

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JASRAC情報なし

製作日誌:
平成14年2月 MIDIをアップ
平成15年12月3日 MIDIを若干手直ししました
平成16年4月30日 「国のうちそとの」の「と」が抜けてました。
平成17年11月27日 最初の「がんばろ~」を力強くするために、ブラスを加えました。
最後の「オウ!」も追加。これでなくっちゃね。
平成18年4月9日 3番の2行目「国のうちそとの のこぶしがある」と「の」がだぶっていましたので訂正。