ハノイの恋人
【作詞】坪井 雄一
【作曲】中村 治
【MIDI製作協力】マルちゃん
戦いが終わりあの人が 帰ってきたとしても
私はもう彼とは 結婚できません
胸を合わせて誓い合った 約束でしたのに
私のわがままを 許してください
爆弾で両足を もぎとられた姿で
あなたの前に行くなんて
とてもできません
ハノイの空に本当の 平和が来たとしても
私はもう彼とは きっと会わないでしょう
私のこんな姿を見ても 優しい人だから
私を胸にいだき 離さないでしょう
*だから今あの人に 手紙を書きました
あなたよりずっとすてきな
人と一緒になると
爆弾で両足を もぎとられた姿で
あなたの前に行くなんて
とてもできません
* (くり返し)
1960年から1975年まで続いたベトナム戦争。
彼氏はたぶん、南ベトナムの解放へ。
残った彼女は、1965年2月に始まった北爆の犠牲者なんでしょうか。
1972年に「三文おぺら」というバンドが結成されまして、ベースの坪井雄一が、代議士・田中美智子の話をヒントに詞を書き、ギターの中村治が曲をつけたものです。
田中美智子さんの話ってどんなものか、興味のあるところですが、ネット検索では見つかりません。
製作日誌:
平成20年3月22日 | 歌詞とMIDIをアップ メロディを打ち込んでくれたマルちゃん、ご苦労様でした。これだけ連符の続く楽譜って作業が結構面倒なんですよね。3連符、5連符、6連符までありますからね。 なんとなく、「鶴」の出だしを彷彿させます。 |