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高原列車は行く

【作詞】丘 灯至夫
【作曲】古関 裕而

1.汽車の窓から ハンケチ振れば
  牧場の乙女が 花束なげる
  明るい青空 白樺林
  山越え谷越え はるばると
  ララ・・ ララ・・・・・・・
  高原列車は ララ・・・ 行くよ

2.みどりの谷間に 山百合ゆれて
  歌声ひびくよ 観光バスよ
  君らの泊まりも いで湯の宿か
  山越え谷越え はるばると
  ララ・・ ララ・・・・・・・
  高原列車は ララ・・・ 行くよ

3.峠を越えれば 夢みるような
  五色のみずうみ とび交う小鳥
  汽笛も二人の 幸せうたう
  山越え谷越え はるばると
  ララ・・ ララ・・・・・・・
  高原列車は ララ・・・ 行くよ


神戸・ハイデンレースラインは毎回、この曲がオープニング。
こういう曲で始まると、本当にワクワクしますね。

お店によって、色々とオープニングを決めているところ、多いですね。やはり「カチューシャ」はTOP3に入るでしょね。
一方、エンディングも決めているところが多いです。
大阪のPeople'sでは、「みんなのうた」「しあわせの歌」「今日の日はさようなら」で締めてます。気持ちがいいくらい、9時にピタッと終わりますね。

うたごえ喫茶をやるときって、このように、最初と最後を決める、っていうのは重要だと思います。
みなさんのうたごえ喫茶では、どんな曲にしてますか?
最後にちょっと物足りない、もう一曲歌いたい、と思っても、次回に余韻を残すほうがいいと思います。お客さんの中には、時間通りに帰りたい方もおられると思いますので、そういう方への配慮も必要ですね。
新宿・トミでは、10時に終わると、皆さん脱兎のごとく西新宿の駅に向かわれます。1時間半以上もかかる、結構遠くから金曜日と土曜日に集まって来ているんですね。

さて、この曲。昭和29年、岡本敦郎が歌ってヒットしました。
当時、まだ蒸気機関車の時代ですよね。汽車の窓からハンカチを振ったら、ススで真っ黒になってしまいますよね。季節は初夏なんでしょうね。窓を閉めれば暑いし、開ければススが。大変な時代でした。でも、駅弁を買うには便利でした。それが、新幹線になって、窓は開かなくなる、そもそも駅弁が廃れてしまいましたね。
この高原列車ってどこなんでしょうね。イメージとしては小海線(山梨県清里を通るJRです)ですが、ネット検索で調べたらありました。作者丘灯至夫の故郷、磐越西線の川桁駅と中ノ沢温泉の入り口、沼尻駅を結ぶ沼尻軽便鉄道をイメージして作ったそうです。ところが、曲ができたらハイカラなもんで、びっくりこけたとか。

同じようなイメージで、「丘を越えて」「あこがれの郵便馬車」などなど、うたごえ喫茶でみんなで楽しく歌うのにピッタリの歌ってまだまだありますよね。

JASRAC情報

製作日誌:
平成17年3月5日 歌詞のみ
平成17年3月13日 MIDIを作成