サボテンの花
【作詞】財津 和夫
【作曲】財津 和夫
【MIDI製作協力】マルちゃん
ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて
君は部屋をとびだした 真冬の空の下に
編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物
シャボンの泡がゆれていた 君の香りがゆれていた
たえまなくふりそそぐ この雪のように
君を愛せば良かった
窓にふりそそぐ この雪のように
二人の愛は流れた
(間奏)
思い出つまったこの部屋を 僕もでてゆこう
ドアに鍵をおろした時 なぜか涙がこぼれた
君が育てたサボテンは 小さな花をつくった
春はもうすぐそこまで 恋は今終わった
*この長い冬が終わるまでに
何かを見つけて生きよう
何かを信じて生きてゆこう
この冬が終わるまで
*(くり返し)
ララララ・・・
チューリップの1975年のヒットナンバー。
最近、ともしびで取り上げておりますので、マイドのことながら、当店でも追随しております。
なんで、Cactusのことをサボテンというというと、小学校のころに習ったか聞いたかですけど、「石鹸をつけた手」⇒「シャボンの手」⇒「サボテン」と訛ったとか。
日本にサボテンが紹介されたのは、18世紀中ごろ。
ポルトガルから石鹸が紹介されたのは室町時代で、ポルトガル語のサボンからシャボンになったとのこと。
というと、あながち「シャボンの手」からの派生でも間違いなさそうですけど、もう一つの説では、サボテンの茎が油落としの石鹸機能があったから、というものもあるそうです。
サボテンの花はきれいですよね。
我が家では、7~8年前の敬老の日に親父が区から長寿の記念品としてデンマークカクタスをもらってきて、それ以来、適当に水やりをやっておりますが、毎年けなげに花を咲かせておりました。けど、今年は、まだ咲かないなあ??
ところで、参考楽譜の「青春のフォーク大全集」によりますと、「チューリップ」は「ガロ」とともに、当時、「ビューティフル・フォーク」の代表グループといわれていたらしいです。
初めて聞きました、「ビューティフル・フォーク」ってことば。
昭和43年頃の「オッ~、モ・ウ・レ・ツ」で丸善石油のツバメが小川ローザのスカートをめくっておりましたが、昭和45年には、「モウレツからビューティフル」になってますので、それからさらに5年後に、「ビューティフル」もないと思いますけど。
製作日誌:
平成19年9月24日 | 歌詞のみ |
平成19年10月5日 | MIDIをアップ |