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【作詞】かどくらさとし
【作曲】じぬしみきお

最近、あっちこっちで「青春」を踊っております。56歳の青春であります。
当店では、芹洋子版でMIDIを作成しましたが、やっぱ、ボーカル入りでご紹介したいので、VOCALOID(ボーカロイド)の出番とあいなりました。

ところが、VOCALOIDですが、まだまだ発展途上。どうも舌足らずです。

今回は、いろいろと試行を重ねてみました。

1. 母音と子音をわけてみました。
2. 「つ」の発音が難しいです。
   お聴きいただいたとおりなんですが、「思いつめ」の「つ」と、「熱い」の「つ」では聴こえ方が違うでしょう。長さ（GateTime)などが微妙に影響をしているんでしょうね。
3. 撥音便については、まだまだ検討の余地ありです。
   「真っ赤な」の部分は、もう少し何とかしたいですね。
4. GateTimeは、これまで音の長さに対して100%で作ってましたが、95～98%くらいに調整をしてみました。
   MIDIデータでは、GateTimeは通常90%程度にしてます。（String系では、滑らかさを出すために100%にするケースもありますけど）
   それをそのまま、VOCALOIDにImportしてくると、発音がブチ切れた感じなるため、これまで100%にしてました。（ねがいなど）
   青春の場合は、言葉のメリハリをしっかりつけないと、テンポに追いついて行けませんよね。このように、GateTimeを調整することではっきりした発音になったと思います。
5. 「て」「し」などのVOCALOIDでは、立ち上がりが弱い発音については、Attackをかけてちょとだけ強調をしてみました。