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鈴懸の径

【作詞】佐伯孝夫
【作曲】灰田晴彦

【3拍子スイング版】
友と語らん 鈴懸の径
通いなれたる 学校(まなびや)の街
やさしの小鈴 葉かげに鳴れば
夢はかえるよ 鈴懸の径

熱き想いを 心にこめて
澄んだひとみは 青空映す
窓辺の花に ほほを寄せれば
夢はかえるよ 鈴懸の径

月日は移り 想い出だけが
今も浮かぶよ 別れた友の
若き日の唄 風に乗せれば
夢はかえるよ 鈴懸の径

(間奏)

【4拍子 鈴木章治とリズム・エース版】
友と語らん 鈴懸の径
通いなれたる 学校の街
やさしの小鈴 葉かげに鳴れば
夢はかえるよ 鈴懸の径

(間奏)

繰り返し


昭和17年。灰田勝彦の唄です。
鈴木章治とリズム・エースの演奏は、昭和26年頃にレコードに録音され大ヒットとなりました。

鈴懸というのは、プラタナスのこととは、この3月までしりませんでした。
プラタナスというと、「」♪プラタナスの枯葉舞う冬の道で~って歌詞でおなじみですね。
ヨーロッパからアメリカが原産で日本に入ってきたのは1900年ごろと言われてます。
今では、イチョウと並び街路樹に多く用いられてます。

球形の実が鈴のようになることからすずかけのきというとか、山伏の着る篠懸(スズカケ)の衣に付いている房の形に似ているとか、諸説があるようです。
(前者は類語新語辞典から、後者は世界大百科事典から)


この写真は、すずかけの街路樹
上は、9月中旬、中国杭州市内のプラタナス並木。
下は、3月中旬の上海・衡山路のプラタナス並木です。

JASRAC情報
製作日誌:
平成18年11月14日 歌詞のみ
平成18年11月25日 MIDIを作成。
3拍子のオリジナル・スイングワルツ版と、鈴木章治とリズム・エース の4拍子版を作ってみました
もっともリズム・エースのジャズ風というよりPopsRockですけど。ま、現代版ということで。
SpecialThanks to ゴリさん(古いクラリネットソロ用の楽譜をお借りしました)
平成23年10月5日 写真家として有名な浅井慎平が、曲のイメージを発展させて2番、3番をつくりましたので、ご紹介します。うたごえ喫茶「おりじ」で仕入れてまいりました。