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焚き火

【作詞】笠木　 透
【作曲】山本 忠生
【MIDIデータ作成協力】マルちゃん

銀河の流れる　暗闇の底で
無人の入り江の　砂浜に座って
車座になって　火を取り囲む
人間は何を　してきたのだろう
＊燃えろ　燃えろ　炎よ燃えろ
　たった一度の人生だもの
　燃えろ　燃えろ　静かに燃えろ
　希望の炎が　燃えている限り

けものの恐怖から　身を守るため
人類は焚き火を　焚き続けてきた
世界がひとつの　火を囲んだなら
いつかは戦争の　終わりが来るだろう
＊（くりかえし）

小さな音をたてて　火の粉が昇る
白鳥が飛ぶ　天頂に向かって
みんな黙って　火を取り囲む
夜明けはそんなに　遠くはないだろう
＊（くりかえし）

爆笑問題の太田光が「憲法九条を世界遺産に」という本を集英社から出版してます。
そうなんですよ、鉄ちゃんの「９条で３ｘ３(Sun Sun Sun)」の中で、「♪世界の宝　９条の心」というくだりがありまして、その歌詞を打ち込みながらそんなことを考えていたのですが、もっと端的に言い表せるスローガンがこれですよね。

この曲に歌われている情景から、やっぱり我々の憲法九条ってこの「焚き火」のように、
・身を守るためであり、
・世界が一つになるきっかけでもあり
・何と云っても「希望」のそのものなんですね。

2003年後半ごろの曲のようです。
笠木透の作品集(2004年）に収録されていること、2003年3月の忠やんの「うとて」には収載されていないことからの推測です。