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ウラルのぐみの木 URALSKAJA RYABINUSCHKA
УРАЛЬСКАЯ РЯБИНУШКА

【作詞】ピリペンコ PILIPENKO MIKHAIL M 
【作曲】ロディギン RODYGIN EVGENIJ P 
訳詞 関 鑑子

この曲の歌詞は、「インタラクティブ配信で外国作品を可視的利用する場合の許諾条件」に合致しないため、掲載が出来ません。
ともしび歌集「うたの世界533」などをご参照ください


あれあれ、まあ。三角関係のうたですね。どっちにしようか悩んでいる乙女。現代なら、「えいっ!二股だっ...!」てなことになるんでしょうね。でも、工場の前にまで、彼らは押しかけてきているんですから、そうもいかないですな。しかし、彼らも彼ら。一体ちゃんと仕事をしているんだろうか。早退して、相手より早く、待っていないと先を越されるということで、これでは社会主義ソ連の生産性は上がらないはずですね。困ったもんだ。「若者よ、体を鍛えておけ」、女にうつつを抜かしているひまが有ったら、勉強をせい、仕事をせい。

【H17.10.22】
日本語の歌詞では、分からないのですが、原詩を読むと、実はこの二人の若者は「旋盤工」と「鍛冶屋」さんということです。こういうネタはいつも、トミで仕入れてくるんですよ。

エーちゃん「ぐみ百科」
グミの木の種類
 ナワシログミ E.pungens Thunb.(英名 thorny elaeagnus)
 ツルグミ E. glabra Thunb
 アキグミ E. umbellataThunb.(英名 autumn elaeagnus) Russian Oliveともいう
 ナツグミ E.multiflora Thunb.(英名 cherry elaeagnus)

アキグミ
このアキグミは別名、ロシアのオリーブとも言われ、落葉低木で葉は細長く,葉裏,若枝は銀色をしており、5月ころ花を咲かせ、秋には赤い実が熟します。ロシア民謡「小さなグミの木」などでもおなじみの「グミの木」はこのアキグミのことを言っているのだと思います。
ナツグミ

【H17.10.29】
グミと「七竈(ななかまど)」議論ですが、この曲のタイトルが「ウラルのぐみの木」になってますが、実は「ウラルの七竈」がロシア語のままの翻訳で、訳詞者が「七竈」では情緒もなんにもありゃしない、ということで「ぐみの木」にしてしまったようです。
グミの木は「グミ科」ですが、七竈は「バラ科」です。

TONKAJA RJABINA は小さなグミの木
URALSKAJA RYABINUSCHKAはウラルの七竈というわけです。

JASRAC情報

製作日誌:
平成14年4月20日 初版作成
平成17年10月22日 二人の若者の職業について追記
平成17年10月29日 グミと七竈について
平成20年12月13日 オブリガートを木琴で入れてましたが、おかしな音になる時があるので、Stringに変えました。
平成21年7月9日 3番だけにサブパートを入れてましたが、1・2番にも入れました。