夢わかば

【作詞】二本松 はじめ
【作曲】二本松 はじめ
【編曲】宮田 剛

小さな小さな森の中  やすらかなこもれび一つ
小さな小さな夢の種  ぐっすりたっぷり眠ってた
小さな小さな夢の種  大地の栄養吸い込んで
小さな小さな夢の芽が ほっこりにっこり顔出した
 ※ ぼくらは生まれて よかったよ
   ぼくらを産んでくれて ありがとう ※

小さな小さな夢の芽は あくびをしたりのびしたり
小さな小さな夢の木に グングンドンドン伸びてきた
小さな小さな夢の木は 楽しい小枝が増えてきて
小さな小さな夢若葉  あっちでこっちでうたってる
 ※ くりかえす

小さな小さな夢若葉  おひさま浴びて雨浴びて
小さな小さな夢若葉  しっかりがっちり立っている
小さな小さな夢若葉  どんな花を咲かすのか
小さな小さな夢若葉  それはぼくらが決めてゆく
 ※ くりかえす

   わかばは生まれて よかったよ
   わかばを産んでくれて ありがとう


いま、子どもたちに「ぼくらは生まれてよかったよ。ぼくらを産んでくれてありがとう」って言われる時代なんだろうか。きっと子どもたちが夢をふくらませ、瞳を輝かせて生きてゆける時代は、私たちおとな自身の夢もまた花咲かせることができる時代なんでしょうね。私の夢を次の世代に託すよろこび、そのことがこどもを産み、育てる意味でもあるし、よろこびなんでしょうか。だから、私自身が生まれてよかった、産んでくれてありがとうといえる時代をつくりだしたいと思っています。一人の親として、人間として。(二本松はじめ、楽譜収載のコメントより)

二本松はじめ作品の2曲目ですね。
一曲目は「手と手と手と」でした。
ご本人は、東京都東久留米市教育委員会社会教育課の経験を生かして、現在は、つながりあそび・うた研究所の所長さん。

「つながりあそび・うた」って?
より自由で人間らしく生きたいという人間の究極の願いから出発し育まれてきた“うた・あそび・ダンス"のこと。「人間のつながりあいって楽しいよ」「生きているってひとりじゃないよ」という実感と共感を、子どもたちや先生・お父さん・お母さんに広く伝えるため創作されたそうです。
そういえば、この何年か、うたごえも、ただ単に歌うだけじゃなくて、振り付けをつけたり、手話をつけたり、いろいろとバラエティが付いてきました。
30数年前は、精々、「しあわせの歌」でとなりの人と手を叩くか、「がんばろう」で腕を組む程度でした。

最近では、とにかくスキンシップ。
「手と手と手と」の熊本バージョンは、なんと、参加者の数だけ、「手と手と手と・・・・・」ってやるんですから、もう手は痛くなるわ、肩は・・・・う~~ん、ほぐれていいかも。

さて、二本松はじめさん、愛称をピカリンとおっしゃっており、何でかなと思っておりましたところ、初めてHPにお邪魔させていただき、納得しました。皆さんも、百聞は一見にしかず。
実は、このエーちゃんもホンマに薄くなってきました。
もう、ゴルゴ13状態(「俺の後ろに立つな!」)です。ライオンの毛髪力を使い始めましたけど、Too Late。

JASRAC情報

製作日誌:
平成17年12月7日 歌詞のみ
平成17年12月11日 MIDIを制作。前奏2小節に引き続き歌唱スタート
この曲も出来るだけXG音源で聴いていただけるとありがたいです。GS系は、ギンギンしすぎてます。
平成17年12月22日 テンポを118に落としました。
宮田剛さんから新編曲版の楽譜をいただきました。
後半の「僕等は生まれてよかったよ~」の部分のメロディが大幅に作り変えられております。多分、子どもたちにとって歌いやすいメロディラインとして手を加えたのだと思います。
歌詞構成も、繰り返し部分を最初にもってきてましたが、上記のとおりです。
平成17年12月24日 2番、3番でリズムとベースを変更して、段々と盛り上がってゆくような感じにしました。
CDを参考にして、サブメロディを若干修正。