会場の様子はこちらから wmv形式のビデオ


http://www.utagoe.gr.jp/forte/

うたごえイベントカレンダーでご紹介しておりましたように、
2006年8月25日(金)~28日(日)に
全国青年のうたごえ祭典 inTOKYO 2006が開催されました。
28日、曳船文化センターホールで開催された大音楽祭に
行ってまいりましたので、皆さんにご報告すると共に、
この青年のうたごえ祭典が、今後も継続的に開催され
青年のパワーを発揮する場として発展することを期待してます。

全体スケジュール
8月25日金曜日 国立オリンピック記念
青少年総合センター
前々夜祭
8月26日土曜日 分科会
パフォーマンスコレクション
8月27日日曜日 曳船文化センターホール 大音楽祭

こんな分科会が開催されました
「うたごえ」って何?
   その魅力と実践
うたごえ運動の長老、山本忠やんが、若者の、そんな疑問に答える、歌を交えた分科会

世界に広がる平和のうた
   ~「ねがい」
おなじみ「ねがい」の「背景や、現在のひろがりについて、作曲者で広島合唱団のたかだりゅうじさんの分科会。曲の練習込み

基地問題とうたごえ~
   うたごえと平和運動
「青い空は」などでおなじみの大西進さんをチューターに迎えて、北海道から沖縄まで全国にある米軍基地の問題を考えます。

ようこそ先輩!
   戦中・戦後の文化
戦中の子供たち、戦後の子供たちはどんな文化に触れ、どんな文化を育んできたのか、その実体験を笠木透さんが講師として若者に語りかけます。

その時歌がうまれた
   ~労働者とうたごえ~
闘ううたごえ労働者、岡 史明君をチューターに迎えて、働くこと、闘うことと、歌は切り離せないということを、JMIU東日本鉄鋼支部での闘いを通した実録分科会
その時に誕生した曲が「君の話を聞きたい」です。

聴こえないってどういうこと?
   手話ダンス講座
講師のかわにしりささんは、五歳のときに失聴。4年ほど前から手話ダンスクリエーターとして活動を始めてます。「手で話す」「手で歌う」ことを実践する分科会です。
その他


大音楽祭ダイジェスト  2006年8月27日 12:30~15:30
12時過ぎに会場に入って行きましたら、開幕まえの大うたう会をやってました。
舞台の上には、
山ノ木竹志、たかだりゅうじ、山本忠生、きむらいずみといった、現在のうたごえの大スターがズラ~~っと。
若者たちも、よくもまあ、これだけのおじさん達を集めたものだと、のっけから圧倒されました。(写真左)

うたごえ58年の歴史の中ではじめて開催される青年による、青年のためのうたごえ祭典。
(フォルテ)~大きくうたえ~というキャッチは、「歌うことの楽しさを青年に広げたい」「一人ひとりがバラバラにされている今だからこそ、一緒に歌い、感動しよう」という気持ちが込められています。
全体の流れを見てますと、たどたどしい所が散見されましたが、みんな精一杯頑張っているんです。
40年前の学生のうたごえも、多分、それなりの人たちが見て、同じように思っていたんでしょうね。

写真は、東京のうたごえによる歓迎演奏「人間の歌
分科会では、上述のように、若者らしいテーマで議論を深めて行ったようです。
その成果発表もこの大音楽祭のテーマ。

この写真は、分科会の一つ、「和太鼓・民舞実践」分科会で、田楽座から指導を受けた若者の初舞台。この2日間で学んだだけとは、とても思えない、素晴らしいバチ捌きでした。

バックの曲は、「笑顔日和」という、
福井・ピースライブ実行委員会が作成した曲です。
当日のパンフのなかで楽譜付きで紹介されてました。
ビデオでも一部取り上げておりますので、
併せてごらんになってください。

そのほか、にんたま合唱部の「大地に咲く花」など
盛り沢山な企画でした。

来年は、関西方面で、という声も出ているようです。
楽しみにしてます。


製作日誌:
平成18年8月27日 大音楽会が開催されました。
平成18年9月2日 このレポートを作成
平成18年9月18日 創作分科会での作品、「君の話を聞きたい」へのリンクを追記