平和の花 紫金草
【作詞】大門高子
【作曲】大西進
【編曲】山下和子
1、花が咲いている 紫の 野の花
風にゆれる やさしい花よ
海を越えた 平和の種
想いをよせて 花が咲いたよ
和平的花 紫金草 フォービンディホァー ツーチンツァオ
和平的花 紫金草 フォービンディホァー ツーチンツァオ
2.花は見ていた 戦争の悲しさ
風と歌う レクイエム
過去のあやまち 忘れぬように
祈りをこめて 花を捧げよう
和平的花 紫金草 フォービンディホァー ツーチンツァオ
和平的花 紫金草 フォービンディホァー ツーチンツァオ
3.花と生きる 広い空見上げて
風よ教えて 心のきずなを
大地の友と 共に生きる
誓いを胸に 花を咲かそう
和平的花 紫金草 フォービンディホァー ツーチンツァオ
和平的花 紫金草 フォービンディホァー ツーチンツァオ
和平的花 紫金草 フォービンディホァー ツーチンツァオ
和平的花 紫金草 フォービンディホァー ツーチンツァオ
「紫金草物語」という合唱+朗読の構成作品があり、全国紫金草ネットワーク(現在、関西、東京、金沢、千葉、宮城、愛媛、神奈川など)が歌い広めております。
楽譜を作詞の大門高子さんにいただきましたので、最終章のこの曲をMIDI化してみました。
この花は、中国南京地方では、「二月蘭」と呼ばれており、日中戦争当時、薬学者で、陸軍衛生材料廠の廠長だった山口誠太郎さんが、昭和14年に南京でこの花に出会い、「紫金草」と名づけて蒔き広めてきました。
これを題材に「紫金草物語」が制作され、1998年東京足立区で初演。2001年3月には南京市でも日本から200人の合唱団が訪中して演奏をしてます。
[H19.3.25]
紫金草の花が咲きました。
昨年9月に種を蒔いて半年。まるで、紫色の菜の花畑。
その観察日記はこちらから。
中国語の部分ですが、楽譜では、和平的花 紫金草の読みは「フォービンディホァー ツーチンツァオ」となってます。
上海語系なんでしょうかね?専門外なので、よく分かりませんが、マンダリンでは、「He ping de Hua zi jin cao ホーピンディホア ズージンツァオ」です。
四声については、こちらで確認できます。
それから、非常に拙い知識で間違っているかも知れませんが、「和平的花紫金草」の「花」ですが、25年ほど前にNHKラジオ講座で半年間中国語を勉強した時、「花」は浪費するという意味で、じゃあ、Flowerは?やっぱ「花」でいいのかな?
製作日誌:
平成17年8月14日 | 歌詞とMIDIをアップ |
平成17年8月16日 | 前奏2小節目の一番高いところが打ち込みミス。紫金草合唱団のMotonamiさんからご指摘をいただきました。ありがとうございました。 |
平成17年8月17日 |
今回の制作に当たって ニ胡の音源がないため、というか、どんな音かよく覚えていないため、Sitar(インドの弦楽器)にしてみましたが、おかしいでしょうか? 主旋律はViolinを1オクターブあげて。Vibrateも抑え目に修正しました。 副旋律は、Violaを楽譜どおりに バックは、ピアノ伴奏は楽譜のままで、ピアノ左手を元にベースを鳴らしてます。 Stringを「海を越えた」から入れてますが、前半は伴奏風。 「想いを寄せて」から、主旋律+副旋律で音を抑え目に。全体を鉄琴(2オクターブアップ)でフォローしてます。 一番最後のチ~~ンは、朝露が落ちたイメージ。 間奏を、前奏の3-4小節目で入れてみました。 Codaはテンポを85に。最後の紫金は倍にのばしてみて、草で65にあげて、Endingです。 パーカッション系は、和平的花紫金草の部分にシンバルをちょっとだけ鳴らしてます。 |
平成18年8月10日 | 東京紫金草合唱団のうたごえ喫茶(東十条)で紫金草のタネを一杯もらってきました。 |
平成19年4月1日 | 千葉県柏市のマルちゃんちでの「紫金草観察日記」へのリンクを追加 |