鳩よ飛べ夕張へ

【作詞】花田克巳
【作曲】佐藤弘
【補作編曲】高平つぐゆき

１．鳩よ飛べ　夕張へ
　　地の底からのスクラム抱いて
　　坂の町　ズリ山の町
　　夕張へ　鳩よ飛べ

２．鳩よ飛べ　夕張へ
　　やまの子たちの笑顔を抱いて
　　炎の町　ズリ山の町
　　夕張へ　鳩よ飛べ

３．鳩よ飛べ　夕張へ
　　やまの母らの心を抱いて
　　雪の町　ズリ山の町
　　夕張へ　鳩よ飛べ

４．鳩よ飛べ　夕張へ
　　やまを守れのうたごえ抱いて
　　旗の町　ズリ山の町
　　夕張へ　鳩よ飛べ

1982年「心を結ぶ音楽の夕べ」で北海道合唱団によって初演された曲です。その後、地元の愛唱歌になっているとの事です。

作詞の花田克巳は、荒木栄に２編の詩を書いてますね。「三池で燃やした火を燃やせ」「宇部興産炭鉱労働者のうた」という曲名のとおり、宇部興産に勤めており、その後市会議員に。現在は詩人として活躍をされているようです。
作曲者については資料不足。
編曲の高平つぐゆきは、「私の好きなこの町」が当サイトで。
最近では、「日本のうたごえ」に収載されてました「ねがい」の作曲もしてます。あいにく、高平版は当サイトではMIDI化しておりませんが．．．

ところで、この曲は、音楽センターの「音でつづる日本のうたごえ半世紀」（CD10枚組）に収録されてます。2番・3番はソプラノソロで歌われるのですが、歌詞が逆です。ソロさんが間違えたのか？1000曲集が間違っているのか？さて．．．