風ぐるまの唄
【作詞】門倉さとし
【作曲】石原いっき
【MIDI作成協力】マルちゃん
風ぐるまがひとつ まわっています
野にさく花も白いくもも
こわれた橋もくずれた山も
いまはしずかにまっ赤な夕日にそまって
風ぐるまがひとつ まわっています
やけたまちも燃えたいえも
かえってこない人の墓も
いまはやさしくみどりの木々につつまれて
風ぐるまがひとつ まわっています
裂かれた愛や若い母や
しんだこどもの赤いくつも
戦争の日もみんなどこかにわすれて
それが平和とよべるなら
だれがつくったのか きょうもまた
風ぐるまがひとつ まわっています
この曲も1976年5月23日に「石原いっき&青山義久オリジナルコンサート」で紹介された曲です。
このままで平和は守って行けるのだろうかという気持ちを風ぐるまをモチーフにして訴えているとこの詞を理解して石原いっきが曲をつけたものです。
そのオリジナルコンサートのテープを聴かせていただきました。
石原青年の若々しい声が凛々と響く素晴らしいものですが、先日ともしびでお会いした時と声の感じはそのままでした。
その後、メールをいただいて「歌ったときの年齢と、今はその倍を超えました。声もぜんぜんでません」と謙遜されてましたが、今、石原いっきオリジナルコンサートを開いてもらったら、30年以上も前とはまた違った、人生の厚み・深みを加えた歌唱が期待できるんでしょうね。
最近、ちょっと体調を崩されているようですが、こういう比較うたごえ学的な(ってあるの?)コンサートを実現したいですね。
うたごえ運動30周年記念として、この歌集が作られました。 |
JASRAC情報はありません
製作日誌:平成18年3月18日 | 歌詞のみ |
平成18年3月23日 | 曲の背景について、石原さんにうかがいました。 |
平成18年3月29日 | MIDIをアップ |