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白い花の咲く頃

【作詞】寺尾 智沙
【作曲】田村 しげる

1.白い花が 咲いてた
  ふるさとの 遠い夢の日
  さよならと 言ったら
  黙ってうつむいてた お下げ髪
  悲しかった あの時の
  あの白い花だよ

2.白い雲が 浮いてた
  ふるさとの 高いあの峰
  さよならと 言ったら
  こだまがさようならと 呼んでいた
  淋しかった あの時の
  あの白い雲だよ

3.白い月が 泣いてた
  ふるさとの 丘の木立に
  さよならと 言ったら
  涙の瞳で じっと 見つめてた
  悲しかった あの時の
  あの白い月だよ


昭和25年のラジオ歌謡の曲です。
どういう情景なのでしょうか?白い花、といえばうたごえ的には「りんごの花」。「カチューシャ」では色は出てきませんけどきれいな白い花をつけます。「リンゴの花咲く頃」では5月にリンゴは花をつけることがわかりますね。
でも、5月に「白い雲」は似合いませんね。やっぱ、夏ですか、時期的には。とすると、夏の白い花って?ムクゲってムラサキ系の色ですが(ウチの「ウリナラコ」を参照)真っ白な花をつける樹もあるんです。
あと、朝顔。時期的にはギリギリだけど、ハナミズキ。

ふるさとの高い峰、これは信州か岩木山が思い浮かびました。というとやはりリンゴの樹ですかね。

JASRAC情報

製作日誌:
平成16年12月30日 歌詞のみ
平成17年1月15日 MIDIを作成